ウサギとのコミュニケーションの取り方と抱っこのしかた

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ウサギを飼い始めたら、早くなついてもらって、思いっきりもふもふしたいですよね♪

ウサギの毛並みの滑らかな触り心地は、ぜひ体験していただきたいです。

でも、ウサギは元来とても臆病な動物です。

焦って触ろうとして怖がらせてしまうと、かえって警戒心を持ってしまいかねません。

焦らずゆっくりと、ウサギとの関係を作っていってほしいです。

この記事では、ウサギとのコミュニケーションの取り方と抱っこのしかたについて書いています。

 

ウサギとのコミュニケーションの取り方

 

臆病なウサギと、どのようにコミュニケーションを取っていけば良いのでしょうか?

ウサギとの距離を少しづつ縮めていく方法をご紹介します。

 

ウサギの呼び方について

ペットを迎え入れたら、まず名前をつけると思います。

気をつけるのは、いろんな呼び方で呼ばないこと。

わが家のウサギは「ラム」と言いますが、「ラム」という呼び方で統一しています。

ウサギは、「~ちゃん」「~くん」などをつけて呼ぶと、別ものとして認識するらしいので、「ラム」なら「ラム」、「ラムちゃん」なら「ラムちゃん」で統一して呼ぶ方が良いみたいです。

 

ウサギを慣らそう

ウサギを迎え入れたときは、飼い主もウサギも慣れていませんよね。

ウサギも新しい環境に変わって緊張しています。

これから暮らすところが、安心で心地よい場所になるように、たっぷりと愛情をかけて、少しずつ慣らしていきたいですね。

 

ウサギを慣らす手順

はじめの数日、飼い主の存在や部屋に慣れるまでは、かまいすぎないように気をつけて、エサやりや掃除などの簡単なお世話だけにしておきます。

触らないようにするのはもちろんですが、しょっちゅうのぞき込むのもストレスになるので我慢しましょう!

エサやりの時に「ごはんだよ~」などとやさしく声をかけるようにします。

飼い主の声とごはんがもらえる喜びが結びついて、嫌なことをする相手ではない、安心できる相手だということがわかると、少しずつ慣れてきます。

少し慣れてきたら、ケージの中でおやつなどの好物を手から与えてみましょう。

無理強いせず、自分から寄ってきて食べてくれるのを待ちます。

手から食べてくれるようになったら、ちょっとずつ身体をなでてみます。

最初はちょこっとだけにして、嫌がったらすぐにやめるようにします。

なでることを嫌がらなくなってきたら、安全な場所でケージから出してみましょう♪

ケージから出すときは、飼い主が抱き上げて出すようにして、短い時間から始めて、ちょっとずつ慣らしていきます。

あとは、飼い主の都合で遊ばせる時間を決めて、終わるときも飼い主がケージに戻すようにすると良いです。

あまりウサギに好き放題させてしまうと、ウサギが自分の方が上だと勘違いしてしまうことがあるようなので、飼い主主体で遊ばせるようにします。

 

ウサギとコミュニケーションを取るときの注意点

ウサギは基本、とても臆病で警戒心の強い動物です。

ウサギに働きかける場合は、何をするにも最初は短い時間でとどめて、徐々に時間を伸ばしていくと良いです。

また、大きな声を出したり乱暴に扱ったりすると警戒心を持ってしまい、なつくのが難しくなってしまいます。

なかなかうまくいかなくても、焦ったりイライラしたりして叱ったりすることがないように気をつけましょう。

臆病な動物なので怖がるのはしかたのないこと!と開き直ってしまった方がいいかもしれません。

愛情をしっかり注いでいれば、ちょっとずつ慣れてくれるはずなので、根気よく接してあげてください!

 

ウサギの抱っこのしかた

ウサギ コミュニケーション 抱っこ

人の手を嫌がらなくなったら挑戦したいのが「抱っこ」です。

抱っこは、爪切りやブラッシングなどのお世話や健康管理のために、できた方が良いです。

すっかり慣れていて抱っこが好きなウサギもいますが、ウサギは本来抱っこは苦手です。

捕食される側の動物ですから、ウサギにとって抱っこは捕まるのと一緒なのです。

実は、わが家のウサギは抱っこが大嫌いで、いまだにあまり抱っこさせてくれません(泣)

自分からひざに乗ってくることはあるのですが、抱っこしようとひざに乗せると即座に下りてしまいます。

具合が悪くなって病院に連れて行くときなど、抱っこに少しでも慣れていた方が、ウサギにとってのストレスが少なくなるので、ぜひできるように頑張ってみてください!

 

抱っこの慣らし方

抱っこの練習をするときは、必ず床の上でやるようにします。

暴れて逃げ出してしまった場合に怪我をするのを防ぐためです。

抱っこの場合も、最初は短い時間から始めて、嫌がったらやめるようにします。

 

抱っこをするときの手順

ウサギと向き合って床の上に座ります。

お腹とお尻の下に手を入れて、身体全体をそっと持ち上げて、できるだけ素早くひざの上に乗せます。

※わが家のウサギはこの時点でひざから素早く下りてしまうので、なかなか進展しません。。。

ウサギは目を隠すと大人しくなるので、顔を脇に挟む感じで包み込むように身体を支えてあげます。

お尻をしっかり支えてあげると安心します。

そのときに「いい子だね」などとやさしく声をかけて、なでてあげると良いです。

嫌がって暴れる前に床に下ろしてあげます。

少しずつ抱っこする時間を伸ばしていき、ひざの上でなでてあげたりして慣らしていきます。

ひざの上に乗ってくれたら、ごほうびでおやつをあげるのも良いと思います。

抱っこが大好きになるウサギもいるので、もふもふライフを目指して、あきらめずに根気よく頑張りましょう♪

私も頑張ります(笑)

 

抱っこするときの注意点

抱っこの練習をするときに気をつけるべきことがあります。

 

立って抱っこは慣れてから

慣れる前に立って抱っこするのは危険なのでやめた方が良いです。

ウサギは意外と骨が弱いので、慣れてないのに立って抱っこをすると、ウサギが暴れて落としてしまい、骨折してしまう恐れがあります。

背骨が折れてしまったりすると、命にかかわることになります。

最初は必ず床の上で練習しましょう。

 

いきなり抱っこしない

ウサギが気づいてないときにいきなり抱っこするのはNGです。

後ろからいきなり捕まえるのは、ウサギにとっては襲われるようなもので、とても恐怖感を与えてしまうのでやめた方が良いです。

なでなでして安心させつつ、「今から抱っこするよ~」と意思表示してから抱っこするようにしましょう。

 

抱っこを無理強いしない

わが家のウサギのように、どうしても抱っこが苦手な子もいます。

そういう子の場合は、必要以上に抱っこしようとするとストレスになってしまうかもしれないので、無理強いしないように注意が必要です。

それでも、どうしても必要なときのために、少しでも慣れさせておきたいので難しいところです。

 

抱っこではないですが・・・

あと、絶対にやってはいけないのが、ウサギの耳をもって持ち上げること。

童話や絵本などで猟師さんがウサギの耳を持って運んでいるような絵を目にしたことがあると思いますが、それをやってみたら耳が取れてしまったなどという可哀想な話が実際にあります。

取れてしまったら戻らないので、くれぐれも試さないようにしてください。

 

まとめ

ウサギとのコミュニケーションの取り方や抱っこのしかた、注意点についてお伝えしてきました。

ウサギは警戒心が強いですが、安心だと思ってもらえれば、ちゃんとなついてくれます!

なかなかうまくいかないこともあると思いますが、焦らずゆっくりと、ウサギとの信頼関係を作っていってくださいね。

ぜひ、素敵なもふもふライフを手に入れてください♪

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