ウサギは遊ぶことが大好きです。
遊ぶことで、気分転換にもなりますし、運動にもなります。
一緒に遊んであげることは、飼い主との良いコミュニケーションにもなります。
ウサギは、本能的な行動で、ものをかじったり、穴掘り行動をしたり、トンネルをくぐったりするので、そういう遊びをすることで満足感が得られると考えられています。
ケージの中で長い時間を過ごしているウサギを、できるだけ楽しく遊ばせてあげたいですよね。
この記事では、ウサギが遊べるグッズや一緒に遊ぶ方法について書いています。
ウサギが遊べるグッズ
ケージの中に入れてあげることでひとりで遊べるグッズがたくさん売られています。
いろいろなグッズがありますが、その中でも人気のある「かじるおもちゃ」「穴掘りマット」「ハウス」「ボール」「トンネル」についてご紹介します。
ウサギによって好みがあるので、入れてあげても見向きもしないものもあります。
いろいろ試して、お気に入りのグッズを見つけてあげられると良いですね。
かじるおもちゃ
「かじるおもちゃ」にもいろいろあって、木のタイプ、牧草を編んで作られたタイプ、布タイプなど素材の違うもの、床に置くタイプ、ケージの側面に取り付けるタイプ、吊るすタイプなど使用方法の違うものがあります。
わが家のウサギは、牧草でできたおもちゃには食いつきが良く、文字通り片っ端からかじって食べてしまうので、おもちゃとしての寿命は短いです(笑)
穴掘りマット
布でできたマットで、穴掘り行動をよくするウサギにはとてもうれしいおもちゃです。
床に敷いても良いし、ヒモがついているものだと、ケージのワイヤーにくくりつけて隠れスペースを作ることができます。
タオルでホリホリするのが大好きなわが家のウサギは、たぶん大喜びで遊ぶと思います。
かじり癖があって布を食べてしまうウサギの場合は注意が必要です。
ハウス
ウサギが中に入れるタイプのもので、牧草でできたものや木でできたものがあります。
中に入って隠れたり、上に乗ったり、かじったりして遊べます。
わが家にウサギを迎え入れたときは、「かまくらハウス」という牧草で編んだタイプのハウスを購入しました。
小さいうちはよく中に入って寝ていましたが、大きくなるにつれてかじるスピードが速くなり、キレイに無くなりました(笑)
ボール
牧草で編んだものと布製のものがあります。
転がして遊んだり、かじって遊んだりします。
以前、中に牧草を入れて吊るせるタイプの、牧草で編んだボールを買ったことがあるのですが、一日でボールの形は無くなりました。。。
トンネル
つなげて伸ばせるジャバラタイプのトンネルが売っているようです。
段ボールなどでトンネルを作ってあげても良いですね。
ただ、かじって食べてしまうウサギには不向きです。
わが家のウサギは段ボールが大好きで、喜んで中に入って遊ぶのですが、結構かじってしまうので悩みどころです。
わが家での遊ばせ方をご紹介
ウサギが慣れたら、1日に1回はケージから出して一緒に遊んであげたいものです。
コミュニケーションが取れますし、ウサギの気分転換や運動になります。
家の状況やウサギの個性によって遊び方は変わってくると思うので、わが家での遊ばせ方をご紹介します!
人工芝の上で遊ばせる
わが家では、床の上だと滑って走れないので、床に人工芝を敷いてその上で遊ばせています。
3m×1.5mくらいの大きさですが、狭い中でも思いっきり走ったりジャンプしたりしていますよ♪
人工芝の範囲では自由に走り回りますが、人工芝から出るのには勇気がいるようで、少しずつ踏み出して様子を伺っては戻るのを繰り返しています。
人工芝の外は怖いけど、興味津々、といった感じです。
ウサギは、慣れていない場所だと様子がわからないので、あまり動き回ったりしません。
なので、余談ですが、爪を切るときなどあまり動いてほしくないときには、慣れていない場所に連れて行ってやったりします。
飼い主と遊ぶ
ケージの外に出したときは、私も人工芝の上に座って、ウサギの側にいるようにしています。
床の上に普通に座っていると、自分からひざの上に乗ってきたり、前足を乗せて甘えてきたりします。
ひざを立てて体操座りをしていると、ひざの下をくぐって遊びます。
また、立ってゆっくり歩くと、飼い主の足の周りをグルグル回りながらついてきたりします。
踏んづけないように注意が必要です(笑)
遊んでいる間、側に寄って来たときはなでてあげています。
タオルで遊ぶ
わが家のウサギは本当にタオルが大好きで、タオルを置いておくと、ホリホリしたり、洗濯してるみたいにぎゅっぎゅっと押し出したりして遊びます。
これは巣穴を作るときの行動の名残らしく、ホリホリは穴掘り、ぎゅっぎゅっと押し出しているのは土を固める行為らしいのですが、とにかく一生懸命やってるので可愛くてしかたないです♪
また、タオルを持ち上げてぶら下げると、喜んで走ってきて、タオルに顔を突っ込んで押したりくぐったりして遊びます。
これはなんの行動なのか不明ですが、タオルに顔を突っ込むと気持ちいいのかな?と勝手に思っています(笑)
ケージの扉で遊ぶ
わが家では、人工芝の上で遊ばせている間、ケージの扉は開いているのですが、しゅっと軽く閉じると、必ず寄ってきて、口と鼻先を使って上手に開けます。
他のところで遊んでいるときにそっと閉じても、気づいて開けに来ます。
面白いので何度もやってしまう意地悪な飼い主と、扉の開け閉めでも遊べてしまう、安上がりなわが家のウサギです。
家にあるもので遊ぶ
わが家のウサギは、段ボールやティッシュの箱などは喜んで遊ぶのですが、かじって食べてしまうので、最近はビニール袋など家にあるもので遊べないかといろいろ試しています。
小さめのレジ袋の口をしばって、風船みたいにすると、くわえて持ち上げた後に前足で蹴っ飛ばして遊んでいましたが、すぐに飽きてしまったようです。
大きなレジ袋を広げて置いておくと、中に入ってみたり、かじってみたり、上から乗っかってみたりといろんな遊び方をします。
また、ペットボトルなど、細長いものをを立てて置くと、寄ってきて鼻先で倒します。
ペットボトルはあまりお気に入りではないですが、たまに転がして遊んでいます。
ケージから出して遊ばせるときの注意点
ウサギはなんでもかじってしまいます。
電源コードや、毒性のある観葉植物など、かじってしまうと危ないものや、かじられては困るものは、ウサギを遊ばせるスペースには置いておかないようにしましょう。
また、ウサギは登れそうなところがあると登ってしまい、高いところから落下してしまう危険性もあります。
他にも、狭いところに入り込んでしまって出てこれなくなったり、ドアや窓の隙間から脱走してしまうことも考えられます。
いろいろなことを想定して、安全に遊べる環境を作ってあげると良いですね。
まとめ
ウサギが遊べるグッズや、一緒に遊ぶ方法としてわが家の遊ばせ方をご紹介しました。
ウサギの健康のためにも、適度に遊ばせてあげることはとても大切です。
ウサギの個性によって、遊びかたの好みもいろいろあるようで、ひとりで遊ぶのが好きな子、飼い主と遊ぶのが好きな子、本能的な遊びをよくする子、あまりしない子など、様々です。
家の状況も様々なので、それぞれの家に合った遊び方を見つけるのも楽しいと思いますよ♪